トヨタ自動車は9日、認証不正問題の再発防止報告書を国土交通省に提出しました。
この問題はことし6月、トヨタ自動車が「ヤリスクロス」など7つの車種で、大量生産に必要な「型式指定」を取得する際の認証試験で不正を行っていたことが発覚したものです。
さらに、その後の国交省の調査で、新たに7つの車種でも不正が明らかになりました。
国交省は7月、トヨタに対して初の是正命令を出し、1か月以内に再発防止策を報告するよう求めていました。トヨタは「経営による関与が不十分だった」として、9日提出した報告書では、認証試験に立ち会う「社内審査官」を新たに配置するなど、管理体制を見直すとしています。
トヨタ自動車は今後、防止策の実施状況を3か月ごとに国交省に報告します。
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