宮城県富谷市に住む大学生の男性が、SNS上で知り合った人物から、去年11月から12月にかけて現金およそ800万円をだまし取られました。

警察によりますと、富谷市に住む20代の大学生の男性は、去年11月、インスタグラムで見た副業広告にアクセスし、そこで知り合った人物から「指示通りにSNSの投稿にいいねをつける」というアルバイトを紹介されました。
男性は、その人物らが作成したとみられるSNSアプリをダウンロードし、指示に従い、投稿にいいねをつけ、1回につき数百円ほどの収益を受け取ったということです。
このアルバイトを信用した男性はその後、紹介された別の人物から異なるアルバイトに誘われ、スマホアプリ上でその仕事を行いましたが、仕事でのミスを理由に、罰金や違約金を請求されるようになり、男性は去年11月20日から12月3日にかけて、十数回にわたり現金およそ800万円を指定された口座に振り込みました。
男性が不安を感じ、弁護士に相談したところ詐欺被害が発覚したということです。

警察は、特殊詐欺事件として捜査を進めています。

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