南海トラフ地震臨時情報は、お盆の帰省ラッシュにも影響しています。

(高知県に帰省する人)
「普段より少し早めに来た。若干人が少ない気がする」

(大阪へ旅行する人)
「大阪なら何とか帰って来られるかなというのと、夫の実家も近くなので行くことにした」

東海道新幹線は、最大クラスの南海トラフ地震が起こった際に、震度7の強い揺れになる可能性がある地域を含む、三島駅と三河安城駅の間で、速度を落とし運転していて、少なくとも10分以上の遅れが見込まれています。

「のぞみ」は9日からのお盆期間、全席指定で運行され、10日午前の下りはほぼ満席だということです。

また、JRの在来線ではおよそ1週間、特急の南紀、伊那路などを運休します。

JRと近鉄は旅行取りやめる客に手数料なしで…

このほか近鉄は1週間、五十鈴川駅と賢島駅の間で特急列車を運休します。

(神奈川から来た人)
「この特急に乗ると決めて来たので(運休で)今、あたふたしている」

また、近鉄名古屋駅と大阪難波駅を結ぶ特急「ひのとり」は、停車駅を増やして運転。JRと近鉄は旅行を取りやめる客に対し、手数料なしで運賃の払い戻しに対応しています。

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