パリオリンピック™セーリング混合470級で、岡田奎樹と吉岡美帆ペアが日本勢で20年ぶりの銀メダルに輝きました。

フランス・マルセイユ沖を舞台に8日行われたセーリング混合470級のメダルレース。日本勢の岡田・吉岡ペアは総合3位でスタートしました。

470級は2人乗りのヨットで、海面の「マーク」と呼ばれるブイをまわり、順位を競うレース種目です。岡田は舵と帆を巧みに操り、吉岡と息を合わせて3位でフィニッシュ。総合得点で2位となり、銀メダルを獲得しました。

(岡田奎樹)「言葉にできないとみなさんよく言っていますけど、こういうことなんだなって初めて分かりました」

(吉岡美帆)「最後こういう形で銀メダルを取れて本当に幸せです」

日本勢のメダルは、2004年のアテネオリンピック以来20年ぶりです。

岡田は福岡県出身で5才の頃、大分県別府市にあるヨットクラブで競技を開始。大分市立碩田中学時代にはジュニアの世界大会で3位に入るなど、早くから世界のトップ選手として活躍しています。

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