全国でも広がり新潟県内でも4つの市町村が無償化にふみきった学校給食。
22日、無償化を求める要望が新潟市にもありました。新潟市はどうするのでしょうか。
「新潟市の子どもたちの給食を無償にしてほしいと」
新潟市の夏目久義 教育長には市民グループが集めた1万872筆の署名が手渡されました。年末の提出分と合わせると2万3540筆に上ります。
【学校給食無償化を実現する新潟市民の会 鈴木知子 共同代表】「新潟の将来を担っていく子どもたちにしっかりと教育として位置づけられている給食を無償化することは、子育て世代の問題じゃなくて社会の問題」
給食費は値上がりが続いています。物価高騰だけでなく地元産食材を積極的に使う傾向から年々上がり、現在は1食あたり小学校で284円、中学校334円、1カ月で5000円を超えています。
新潟県内で給食を完全無償化しているのは妙高市と阿賀町、湯沢町、弥彦村の4市町村だけ。見附市や新発田市、村上市など6つの市町村では一部無償化としています。
そして22日、要望を受けた新潟市は給食無償化について…
【新潟市 夏目久義 教育長】「財源のないままでこれだけまとまった金額の事業を新潟市単独あるいは他の自治体単独でできるという保証はないので、そこについてはしっかりと国に要望を行っていきながら検討していく」
新潟市こう話し、今のところ、新潟市単独での給食無償化は難しいとの見解を示しました。
全国的にも無償化の動きが広がっている学校給食。県都 新潟市の今後の動向に注目です。
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