宮崎県の日向灘で8月8日にマグニチュード7.1の地震が起き、南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」が発表されてから一夜明け、和歌山県では地震への備えが進められています。

 和歌山県海南市では8日夜、避難所が計2か所開かれました。ただ、避難している人はいません。

 海南市は大地震が起きた際、津波の到達まで30分以上かかるエリアですが、初めての臨時情報発表を受けた住民の不安を和らげるために、この先1週間程度、開設するということです。

 また、白浜町では海水浴場4か所が閉鎖され、ライフセーバーも不在。10日に開催する予定だった花火大会の中止も決まりました。

 さらに、和歌山市内では今後、地震が起きた際の津波対策として、一部の港の門を閉める予定で、影響は多方面に出始めています。

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