宮崎県日向灘で発生したマグニチュード7.1の地震に連動して、別の巨大地震が起きる可能性が平常時より高まっているとして、気象庁は南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を発表しました。静岡県内でも対応に追われました。

静岡県は対応を「情報収集体制」から「警戒体制」に格上げし、今後1週間、120人体制で24時間警戒にあたります。

<静岡県 鈴木康友知事>
「移動のスケジュールがある方もいらっしゃると思いますけれども、慎重な行動をしていただければと思います」

沿岸部に位置する沼津市では、無線で注意を呼びかけました。

<同報無線>
「今後1週間は巨大地震に注意してください」

静岡県内の各自治体は情報収集にあたりホームページやSNSなどで情報を発信しました。住民に対しては備蓄品や避難先の再確認、家具の固定などを呼びかけています。

JR東海は東海道新幹線の三島駅と三河安城駅の上下で通常より速度を落として運転すると発表。この区間の列車に少なくとも10分以上の遅れを見込んでいて、この措置は1週間程度続ける予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。