離島の防衛を想定し、沖縄県内各地で行われた日米共同訓練が7日終了しました。こうした日米の軍事的な動きに対し、市民団体が抗議の声をあげました。

自衛隊とアメリカ軍は先月28日から8月7日までの11日間、離島防衛を想定した共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」を九州・沖縄の各地で実施しました。


こうした日米の軍事的な動きを受けて、7日アメリカ軍キャンプコートニーのゲート前で市民らおよそ110人が抗議の声をあげました。

ミサイル配備から命を守るうるま市民の会・照屋寛之共同代表
「軍事訓練を毎年やれば平和が訪れますか。軍事訓練を毎年やればますます戦争に近づいているではありませんか。我々は決して防波堤になるわけにはいかない」


集会では7日に終了した「レゾリュート・ドラゴン」をはじめとする離島防衛を想定した「日米共同作戦計画」に反対する抗議決議文が採択されました。

今回の訓練は過去最大規模の8900人が参加したほか、陸上自衛隊勝連分屯地の第七地対艦ミサイル連隊が初めて加わっていて、県民からは不安の声も広がっています。

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