大手ゲーム会社「SEGA」が運営するオンラインゲームの通貨をだまし取ったとして、中国籍の男が警視庁に逮捕されました。男はこの通貨をネット上で販売していました。

電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕されたのは、中国籍の楊皓天容疑者(32)で、おととし12月、「SEGA」が運営するオンラインゲームの通貨8万円相当を、代金を支払ったように装って、だましとった疑いがもたれています。

警視庁によりますと、楊容疑者はゲームのアイテムなどを格安で買えるサイトで客を募り、手数料をもらってから、不正に入手したゲーム内通貨を客に渡していたということです。

楊容疑者は「代行はやったが、詐欺はしていない」と容疑を否認しています。

同様の手口によるSEGAの被害額はおよそ1億3000万円にのぼるとみられ、警視庁は楊容疑者以外にも犯行に関わった人物がいるとみて調べています。

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