島根県松江市で、7日、地元の小学生たちが約2000年前の遺跡で実際に発掘調査を体験しました。

調査員
「(つなぎ合わせて)もっと大きな破片になったりするので、こういう小っちゃいのも大事な史料に。」

発掘調査を体験したのは松江市立竹矢小学校の6年生7人です。
地元公民館の建て替え工事に伴う八幡鹿島山遺跡の発掘調査に合わせ、ふるさとの歴史と文化に誇りを持ってもらおうと開かれました。

この遺跡からはこれまでに弥生時代から江戸時代頃までの様々な遺物が見付かっていて、小学生たちは固い粘土に加え、暑さとも格闘しながらスコップを動かしました。

参加児童
「お父さんとか、そういうの結構好きなので。すごい一杯、大きいの掘り当てて来いって言われました。」

石器らしいものを掘り当てた児童は・・・。

参加児童
「つるつるしてる。持って帰れないけど、触れたので良いかなって。」

この体験を通じてこどもたちの心の中では、考古学や歴史への興味という大きな宝物が掘り出されたのかも知れません。

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