大阪・ミナミの戎橋の上で、警察の再三の警告に従わずチェロを演奏し逮捕された自称・音楽家の男が罰金3万円の略式命令を受けていたことが分かりました。

 道路交通法違反の罪で今月2日付で略式起訴され、罰金3万円の略式命令を受けたのは神戸市東灘区の職業不詳の27歳の男です。男は7月24日の午後、大阪・ミナミの戎橋の上で警察の許可を受けずに路上にスピーカーを置くなどしてチェロを演奏し、歩道上に多数の人を集めて、交通に著しい影響を及ぼしたとして警察に逮捕されていました。

 男はタイタニックや、アニソンなどを演奏し、チェロケースを置いて「投げ銭」をもらっていて、多い場合は約100人、戎橋が歩けないほど人だかりができていたといいます。男は警察の再三の警告に従わず、以前から「二度と戎橋の路上でライブしません」といった誓約書を計5回とっていたものの、応じなかったことから、警察は逮捕に踏み切りました。

 また警察への通報として、「邪魔、危ない、警察取り締まれ」などの声があったということです。

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