国民生活センターは、両手で紐を引っ張るなどして、中心のコマを回転させて遊ぶおもちゃで、けがが相次いでいるとして、使用の中止を呼びかけました。

国民生活センターが使用の中止を呼びかけたのは、「フラッシュぶんぶんゴマ」というおもちゃで、紐の両端を引いたり、緩めたりして、中心にあるコマを回転させて遊ぶものです。

国民生活センターによりますと、20代の男性がこのおもちゃで遊んだ際、プラスチック製のコマが壊れて破片が飛び散り、目にけがをしたということです。

このほか、同様の事故が1件あり、国民生活センターがこのおもちゃを50個購入して調べたところ、複数個のプラスチック部分から亀裂やひび割れが見つかったということです。また、回転中に壊れた場合、およそ160キロメートルの早さで破片が飛び散る可能性があるといいます。

販売元は今年4月から、このおもちゃの販売を中止していますが、国民生活センターは手元にあっても使用しないよう呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。