子どもたちにとって夏休みは、世界を広げる絶好の機会です。
7日、北海道千歳市では子どもたちのために「昆虫採集」の体験会が開かれました。

 森の中をずんずん進みます。手には「ムシ取り網」と「虫かご」です。

子どもたちの真夏の大冒険。7日「千歳湖」で行われた昆虫採集の体験会です。

参加したのは、小中学生の男女7人、遠く神奈川県から駆け付けた小学生もいました。

 事前に仕掛けたワナをのぞいてみると…いました、いました!たくさんの昆虫です。

 国立科学博物館動物研究部 野村周平さん
「ここは珍しくオオミズスマシがいるところ…」

参加者
「めっちゃイトトンボいるじゃん」

 カマキリ、カブトムシ、チョウ、成果は上々のようです。

参加者
「虫に興味があって、こういう体験できるなら行ってみたいなと思った」

今回の体験会にはもう一つの冒険が。

 参加者
「虹色っぽい。きらきらして見える」

「ミクロの世界」の体験です。

まずは、数百倍の光学顕微鏡の世界です。

 参加者
「あ~目だ!100万個の目だ。これがうわさの!」

 そして、最大100万倍に拡大できる電子顕微鏡に子どもたちは釘付けです。

参加者
「この羽は透明じゃないの?」

 公立千歳科学技術大学 理工学部 平井悠司准教授
「やはり自然と触れ合う機会があまりないので、こういうところにたくさん生き物がいて、虫がいろんな生き方をしていることを知ってもらえたらうれしい」

昆虫たちを通して私たちが住んでいる世界を知る。

子どもたちにとってはかけがえのない一日になったようです。

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