旅行情報誌「じゃらん」が行った「暑い都道府県イメージランキング」のアンケートで、埼玉県が1位となった。常夏のイメージが強い沖縄県は2位だった。  アンケートは47都道府県の20~50代を対象に、5月にインターネットで実施。「『日本で一番暑い』と聞いてイメージする都道府県」を三つまで回答する方式で、1063人が答えた。

◆国内最高気温マークの知名度が影響か

 回答によると、埼玉県を挙げた理由として「熊谷があるから」「最高気温が出たことがある」「ニュースでよく見る」などの声が寄せられた。国内最高気温の41.1度の記録を持ち、「日本一暑い街」で知られる熊谷市の知名度が大きく影響したようで、「実際に住んでいるが暑すぎる」といった声もあった。  3位は群馬県、4位は岐阜県、5位は京都府。東京都は6位、栃木県は8位だった。ランキングはじゃらんを発行するリクルートが発表した。(藤原哲也)    ◇

◆まだ続く厳しい暑さ、雷雨に注意

 暦の上では秋の始まりとされる「立秋」の7日、関東地方は雲間にのぞいた太陽から強い日差しが照りつけ、厳しい暑さとなった。群馬県桐生市では気温が36.3度まで上がり、今年25日目の猛暑日(最高気温35度以上)を記録。2020年の計24日を上回った。これまで、同市で猛暑日が最も多かったのは昨年の計46日。  7日の各地の最高気温は栃木県佐野市で36.2度、埼玉県越谷市で36度、神奈川県海老名市で35.5度、茨城県古河(こが)市で35.3度、東京都八王子市で34.7度、都心で34.6度、千葉県船橋市で34.5度など。  関東では向こう1週間、雲が出やすいが、厳しい暑さは続く見込み。大気の状態が非常に不安定で、8日夜まで激しい雷雨の恐れがあるとして、気象庁は注意を呼びかけた。(宇佐見昭彦) 

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