神奈川県横須賀市の上地克明市長は７日の会見で、高齢者の認知症発症を予防するため、生成人工知能（ＡＩ）と音声会話できるサービスを産学官連携で開発すると明らかにした。コミュニケーションの機会を増やすとともに、昭和の頃のニュースをＡＩに学習させ会話中に記憶を喚起する狙い。 　市などによると、他者との交流頻度が低い高齢者ほど認知症の発症リスクが高いとされる。ただ、ＡＩとの会話による効果は未知数のため、まずは１０月から市内の介護施設や地域包括支援センターで試験利用を始め、学術機関が脳科学の見地から検証する。取り込むニュースは、著作権侵害に当たらないよう法令にのっとってデータ収集するとしている。


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