新潟県三条市の果物のおいしさをさらに広めようと産地を巡るツアーが、6日に開かれました。参加したのは東京などに店を構えるパティシエたちです。

地元のフルーツの認知度アップを目指して三条市が企画したこのツアーには、都内の人気店「パティスリー ユウササゲ」のオーナーシェフで三条市出身の捧雄介さんを始め、東京などの人気店で腕を振るうパティシエら9人が招待されました。

【生産者】
「風とかで擦れると商品価値がなくなるので、できるだけ保護しておいて…」

ツアーの開催は去年10月に続いて2回目。
前回のツアー後には、三条産ル・レクチエを使った限定スイーツを捧さんの店など都内4店舗で提供し、合わせておよそ3000個が販売されました。

今回はル レクチエのほか、モモやブドウも、それぞれのパティシエの手によって限定スイーツに生まれ変わる予定です。

【捧 雄介さん】
「甘さは後から加えられるけど、香りは加えられないのでそこは大事」
「味もそうですし、香りもそうですけど、非常にいいものが多いので、お菓子として出して、できるだけ多くの人に知ってもらえれば」

参加者は生産者から直接話を聞き、実際にフルーツを試食してスイーツづくりのイメージを膨らませていました。

【参加者】
「フルーツは自分たちで作れないので、知らなかったものを知るっていうのは、すごく大事」

限定スイーツは今後、首都圏の各店舗で販売される予定だということです。

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