熊本県の俵山で登山をしていた男性が遭難して、救助されました。命に別状はないということです。

救助されたのは、熊本市東区に住む70代の男性です。

警察などによりますと、男性はきょう(8月6日)午前7時半ごろから約10人で俵山を登っていました。

しかし午後3時30分ごろ、「下山中、足を負傷して遅れをとっていた男性がいなくなった」と同じ登山グループの男性から通報がありました。

警察と消防は、遭難した男性の名前を登山口から呼びながら登っていたところ、約50分後に登山道から約5メートル下にいた男性が返事をしたことで、男性を発見し、救助しました。

男性は脱水症状と軽い熱中症の疑いがあるとみられ、病院に運ばれましたが、意識ははっきりとした様子だということです。

俵山は熊本県西原村と南阿蘇村にまたがる阿蘇外輪山の一つで、標高は1095メートルあります。

登山の初心者でも楽しめるコースもあり人気の登山コースですが、複数の経験者と行動してコースを外れないことなどに注意が必要です。

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