1日、読谷村の畑で高齢女性が熱中症で倒れているのが発見され、まもなく死亡が確認されました。熱中症による県内での死者は今年4人目です。

県などによりますと1日の午後、読谷村長浜の畑で、農作業に出かけていた93歳の女性が倒れているのを通行人が発見し消防に通報しました。

救急隊員が駆けつけると女性は心肺停止の状態で、病院に運ばれましたがまもなく死亡が確認されました。

今年に入ってから県内の熱中症による死者は4人目で、農作業に出かけていた高齢者の死亡は2人目です。

4日までの1週間で熱中症により救急搬送された人数は121人（速報値）と、前週から57人増え2倍近く増加しています。



そのうち62人が高齢者で半数を占めていて、県は屋外で作業する際にはこまめな水分と塩分の補給に加え、炎天下では長時間の作業を避けるなど熱中症対策の徹底を呼びかけています。

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