今月、埼玉県の久喜市や桶川市などで不審火が9件相次いだ事件で、警察は久喜市の倉庫に放火したとして、61歳の男を非現住建造物等放火の疑いで逮捕しました。警察は男をけさから任意同行し、事情を聴いていたということです。

埼玉県内では、今月1日からきのうまでに、久喜市や隣接する桶川市、伊奈町で、住宅や車、ビニールハウスなどが全焼するなどの不審火があわせて9件起きていて、警察は連続放火の可能性があるとみて捜査していました。

警察は今月5日午前1時20分ごろ、久喜市の倉庫に放火し、全焼させたとして、久喜市の無職・大熊文男容疑者(61)を非現住建造物等放火の疑いで逮捕しました。

大熊容疑者は「全く身に覚えがありません」と容疑を否認しています。

防犯カメラなどの捜査から大熊容疑者の関与が浮上したということで、警察は、ほかの不審火にも関与した可能性もあるとみて調べる方針です。

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