2021年、仙台市で当時小学1年生の男子児童が同級生からいじめを受け不登校となった問題について、郡仙台市長は6日、当時の学校や教育委員会の対応が不十分だったとの認識を示しました。

郡和子仙台市長:
「当時、校長先生を含めて、なかなかお子さんや保護者の方の気持ちに届かなかった対応があったのだろうと思う。その点が尾を引いてしまっていることが否めない」

この問題は、2021年12月、青葉区にある仙台市立の小学校で、当時1年生の男子児童が同級生8人から胸や背中を殴られる暴行を受け、不登校になったものです。

郡和子仙台市長:
「教育委員会としても反省をしたうえで真摯に対応することが重要。(今後)個々のケースで最初のボタンのかけ違いが起こることのないように、とにかく徹底することに尽きると思う」

郡仙台市長

この問題で仙台市教育委員会は、8月1日に児童の保護者と面会し、いじめの「重大事態」への認定が遅れたことなど学校や市教委の対応が不十分だったとして謝罪しています。

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