高校生が交通ルールの知識や自転車の運転技術などを競う「自転車甲子園」が愛媛県松山市内で開かれ、熱戦を繰り広げました。

県自転車新文化推進協会が4年前から毎年開いている自転車甲子園には、今年、県内外の9校が出場し、開会式では、去年優勝した土居高校の生徒が選手宣誓しました。

選手宣誓
「一つ、私たちはサイクリングに関する知識と技術を身に着け、安全に走行することを誓います」

大会は4種目の合計得点で争われ、まずは知識を競いました。

Q一時停止しなければならない場所を3つ以上答えてください

道路交通法に関するクイズが10問、出題。

「松山北高校、正解。『踏切の前』『一時停止の標識』『見通しの悪いところ』」

その後、商店街を舞台に実技が行われ、幅20センチ・長さ3メートルのシートの上を走るバランスを競うものや、8の字スラロームなどに挑みました。

松山北高校中島分校の生徒
「サイクリング同好会がもともとあって、そこで自転車に触れて興味を持ったので今回参加してみた。練習の成果を発揮して優勝できるようにがんばりたい」

主催者は「自転車甲子園の選手には、サイクリングのマナーや交通ルールなどの知識を広めるリーダー役を担ってもらいたい」と話していました。

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