大相撲の夏巡業「佐久場所」が4日、8年ぶりに開かれ、長野県上松町出身の御嶽海関も豪快な取り組みで会場を沸かせました。

長野県出身の御嶽海が佐久場所に登場

佐久市の県立武道館には厳しい暑さにもかかわらず、朝から大勢のファンが列を作りました。

7月の名古屋場所で前頭2枚目で7勝8敗と、惜しくも負け越した御嶽海も元気な姿を見せ笑顔で握手会に臨みました。

握手会に参加した人:
「大きな手で温かかったです」
「30歳過ぎてるのにやっぱり強い相撲を取っているのがすごいと思う、これからも頑張ってもらいたい」

佐久場所には108人の力士が参加し、迫力あるぶつかり稽古が始まると約3700人の観客から大きな拍手が送られました。

稽古のあと、御嶽海など3人の力士が土俵に上がり、子どもたちの質問にユーモアを交えて答えました。

小学生:
「小学生の時、強くなるためにどんなことをしていましたか」
御嶽海:
「えーと、よく寝てよく食べてそれだけです」

小結平戸海と対戦

午後行われた取り組みで御嶽海は小結平戸海(ひらどうみ)と対戦。

上手投げで平戸海を転がすと会場は歓声に包まれました。

観客は:
「みーちゃん(御嶽海)が勝って楽しかった」
「なかなか両国までは見に行けないので楽しいです」

秋場所へしっかり体を鍛える

御嶽海:
「応援してくれる人が多いのでうれしく思っています、巡業は1か月と長いのでしっかり体鍛えて秋場所に向けて頑張っていきたい」

夏巡業は8月25日まで。北海道や東北などを回り力士たちは9月8日に初日を迎える秋場所に備えます。

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