お盆を前に、宮城県南三陸町では、仏壇や墓前に供えるキクの出荷作業が最盛期を迎えています。

南三陸町志津川のキク栽培農家、及川博喜さんの露地栽培場です。この農家では、年間を通じビニールハウスと露地、延べ2ヘクタールで20種類のキクを栽培しています。

6日は、黄色い小菊などの色づき始めたつぼみを選別しながら刈り取る作業に追われていました。露地栽培の刈り取りは7月半ば頃から始まりました。このところの夏の暑さの影響もあり、刈り取りは例年より数日、早まっているということです。

キク生産農家 及川博喜さん:
「ここは海もあるので、夜が涼しく比較的順調に生育しやすい産地なので、花自体も順調に咲く」

この農家では、今年11万本の生産を目指しています。刈り取ったキクは束にし箱詰めされて「黄金郷」ブランドとして仙台や東京へ出荷されます。お盆に向けた出荷作業は8月10日頃まで続きます。

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