広島への原爆投下から79年となるきょう、岸田総理は、被爆者団体の代表者らと面会しました。「核兵器なき世界」の実現に意欲を示す一方、核兵器禁止条約への参加には言及しませんでした。

岸田総理
「我が国は原子爆弾の恐ろしさ、そして被爆の悲惨さ、これを世界に訴えることができる唯一の国であると考えます」

岸田総理は、被爆者団体の代表者らを前にこのように述べるとともに、「原子爆弾の悲惨な体験の記憶を風化させることなく伝えていかなければならない」と強調しました。

一方、代表者からの要望が相次いだ核兵器禁止条約への参加については具体的な言及を避け、「核兵器のない世界に核兵器国をどれだけ近づけることができるかが日本の役割」などと述べるにとどめました。

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