広島に原爆が投下されてきょう(8月6日)で79年を迎えました。熊本県人吉市役所では、原爆が投下された時間に合わせて黙とうが捧げられました。

原爆投下時刻の8時15分。職員などが黙とうを捧げました。

人吉市では毎年8月6日と長崎に原爆が投下された9日、終戦を迎えた15日に市民にも黙とうを呼びかけています。

人吉市 永田勝巳 総務部長「世界に目を向けると戦争や地域間紛争が起きている。平和の尊さを噛みしめながら黙とうを捧げた」

熊本にも広島や長崎で被爆した人は多くいますが、高齢化が進み、被爆者手帳を持つ人は約30年前と比べて4分の1に減っています。

※熊本県内の被爆者手帳を持つ人の数
1996年3月末:2349人
2024年3月末:592人

証言ができる人も減っていますが、熊本県原爆被害者団体協議会などでは被爆証言の依頼も受け付けています(096-356-4776)。

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