マンホールの中に迷い込んだ小学生の女の子の救助に貢献したのは5歳の男の子でした。

女の子の救助に貢献した 角謙蔵くん
「キャーって泣いている声がして、お母さんに伝えました」

先月29日の夕方、神奈川県鎌倉市にある腰越海水浴場で「マンホールの中から子どもの泣き叫ぶような声がした」と110番通報があり、排水管から小学生の女の子が無事救助されました。

その救助に貢献した一人が幼稚園児で5歳の角謙蔵くん。謙蔵くんは海水浴場に遊びに来ていましたが、マンホールの中から女の子の泣き声がしている異変に気づき、すぐに母親に伝えました。

そして、近くにいた会社員の安斎慶さん(37)と協力して警察と消防に通報。排水管にいた女の子の救助に貢献したということで、警察はきょう、謙蔵くんと安斎さんの2人に感謝状を贈呈しました。

表彰状を受け取った謙蔵くんは女の子が救助されたときの出来事を振り返り、「感動しちゃいました」と話していました。

同じく表彰状を受け取った安斎さんも「謙蔵くんが発見したことが一番大きい。その救出に携わることができて良かった」と異変に気付いた謙蔵くんの活躍をたたえていました。

将来の夢について聞かれると、謙蔵くんは「江ノ電の運転手さんになりたい」と答えていました。

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