7月から8月はほぼ毎日、全国どこかしらで行われているほど人気の盆踊りですが、その沼にハマってしまうのはどうしてなのでしょうか。「やったことがない」という方にも、始め方を紹介します。

■老若男女が“盆踊りの沼”に? 23区だけでも年1000件

南波雅俊キャスター:
盆踊りの季節がやってきました。年間100以上の盆踊りに参加しているという“盆オドラ―”の佐藤智彦さんによりますと、日本三大盆踊りは▼阿波踊り(徳島)▼西馬音内盆踊り(秋田)▼郡上おどり(岐阜)だといいますが、7月~8月はほぼ毎日どこかしらで盆踊りが行われているそうです。東京23区だけでも年間約1000件開催されるということです。

“盆オドラ―”の佐藤さんに盆踊りの魅力を聞いたところ「決まった動きを皆で合わせるのが、盆踊りの一番の魅力。クラブや夏フェスでは感じることができない一体感の気持ちよさがある」といいます。

佐藤さんに、盆踊り初心者の方の楽しみ方を聞きました。

【きょうからあなたも“盆オドラ―”】
・まずは外側の輪から
・櫓の上・内側の輪は、手本となる人たちが多いので参考にする
・軽く会釈し外側の輪にIN
→踊りがうまい人の少し後ろで所作をまねる

井上貴博キャスター:
最近は騒音問題で盆踊りの開催が少ないというニュースもありますが、東京23区だけでも約1000件も開催されているのですね。

■超ノリノリ! お寺の盆踊り 盛り上げ役は修行僧

南波キャスター:
バラエティー豊かな盆踊りもたくさんあります。横浜市鶴見区にある「曹洞宗大本山總持寺」の『み霊祭り納涼盆踊り大会』では、10年以上前から“一休さん”や“ひょっこりひょうたん島”などポップな曲を流して、櫓の上から修行僧が盛り上げてくれるそうです。

参加した人からは「あまりにも“自分の知ってる夏祭りではないイベント”で超絶楽しかった」という声もあるほどです。

『ご先祖様に元気な姿を見せることが一番の供養になる。近所の皆さん、檀家さんに楽しんでほしい』と修行僧の皆さんが試行錯誤していくうちに“ノリノリ盆踊り”になったのではないかということです。

總持寺の担当者は「ご先祖様がビックリしているかもしれませんが、街の風物詩として皆さんに楽しんでいただけたら嬉しい」とおっしゃっていました。

“盆オドラ―”の佐藤さんに東京近郊の盆踊りを聞きました。
▼中央区 大江戸まつり盆おどり大会(8月23・24日)
初心者の方も参加しやすいお祭りです

▼千代田区 神田明神納涼祭り 納涼盆踊り(8月9~11日)
アニソン盆踊りもあるそうです

▼千葉・成田市 成田山みたま祭り盆踊り大会(8月23・24日)
成田空港が近いため、航空関係者の方も参加するそうです

パナソニック社外取締役 ハロルド・ジョージ・メイさん:
アニソンも屋台も楽しそうですね。
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<プロフィール>
ハロルド・ジョージ・メイさん
プロ経営者 1963年オランダ生まれ
現パナソニック、アース製薬の社外取締役など

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