20022年の県知事選挙の際、長崎県の大石知事の後援会が県議の後援会から借り入れていた《286万円》を巡って、県議会は5日全員協議会を開きました。

大石知事は2022年の知事選挙直前に、県議の後援会から借り入れた《286万円》について、県議会で政治倫理上の問題を指摘され、政治資金収支報告書の記載を今月3日「貸付」から「寄付」に変更しました。

大石知事:
「資金移動が行われた当時、私はその事実を知らない状況でございました。一連の資金移動が行われた経緯についても、正確なことはわからないという状況でございます」

また、この《286万円》が県内の医療法人などから自民党の政党支部などを通して知事の後援会に渡った「迂回献金」と指摘されている点については。

大石知事:
「県医師連盟に確認をいたしましたところ、自民党支部への寄付の協力を依頼したものであって、私の後援会に資金移動がなされることを意図したものではないとのことでございました。これを踏まえて、およそ迂回献金であるという批判は当たらないというふうに考えております」

知事の答弁を受け県議会は、来月開かれる「議会運営委員会」で今後の議会の対応について再度、協議することを決めました。

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