パリでは、連日、日本のメダルラッシュが続いていますが、これに刺激を受けた新人記者が北海道比布町で町民と一緒に世界記録に挑戦しました。
遠藤潮里記者
「比布町体育館に来ています。こちらでギネス記録の挑戦が行われるとのことです。私も参加してみたいと思います」
用意されたのは「生たまご」。
炊き立てのゆめぴりか。
小ねぎ入りの醤油。すべて、比布町産です。
この特産品で、挑戦するのは同時に、多くの人数で「卵かけごはん」をつくるという世界記録です。
比布町内はもちろん、札幌市などから、327人が集まりました。
参加者
「300人で目指したいので、私も19人誘いました!」
「卵上手に割って、ご馳走になります!」
東京からギネス世界記録の公式認定員も駆けつけました。
ギネス世界記録公式認定員
「スリー、ツー、ワン、ゴー!」
遠藤潮里記者
「今まさにギネス記録への挑戦が始まりました。」
ルールは、5分以内に人の手を借りず、卵かけごはんを完成させるシンプルなもの。
遠藤潮里記者
「卵かけごはん、私は結構混ぜて食べる派です。」
出来上がった卵かけごはんは、審査を待つ間にそのまま胃袋へ。
「一杯じゃ足りない!」と会場には、参加した人たちのおかわりの列ができました。
そして、ついに結果発表です。
ギネス世界記録公式認定員
「325人でギネス世界記録認定です!」
参加者
「楽しかったです」
「ギネス世界記録最高!」
「(認定証を)家宝にできるね」
村中一徳町長
「こんなに緊張した卵かけごはんを作ったことはなかった。町内外からたくさんの方に参加してもらい、無事に達成できてうれしく思う」
この挑戦を企画したのは、地元の若者たちでした。
挑戦を企画した前原亘さん(高専1年)
「自分たちが考えたことが実現されるとは思っていなくてとても驚いた。皆さんのご協力があってこの記録が達成できたのでとてもありがたい」
人口3400人の比布町は、世界記録のマチとしてその名が刻まれました。
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