松江の夏の風物詩・松江水郷祭湖上花火大会が、3日と4日の2日間で開催されました。

2023年に続き、宍道湖に面した市内中心部側のほぼ全てが有料席とされる中、県内外からの多くの観客でにぎわいました。

夏の夜空を彩る宍道湖の花火。

県内外から多くの人が集まる松江ならではの観光コンテンツとして、年々規模を拡大し、2024年は、2日間で過去最大となるあわせて2万1000発を打ち上げました。

歩行者天国になった国道9号は、手ごろな2000円の立ち見席に。物価高騰などで企業の協賛金頼みでは、今後の継続や安定運営が難しいと、主催する松江水郷祭推進会議は、有料席収入の確保を進めています。

宍道湖に面したエリアを柵で囲み、最高16万円のVIPテーブル席など、33種類、あわせて2万3000席を設定しました。

当日券を買い求めた人「子どもに少しでも良い所で見せたいなと。」「せっかく来たので、良い所で見るかなと。」

一方、柵の外の無料のエリアに陣取る人は・・・

広島からの女性「(宮島水中花火大会廃止など)花火は広島であまりしないので、島根にわざわざ見に来ました。」

松江市内男性「ここの(柵内外の)差があまりないんで、お金を払って見るのもどうかなっていう。」

やがて辺りが暗くなり、その時が…

八百万の神々が宍道湖に集まるという光の物語の幕開けです。

4日は、1万1000発と、1日の打ち上げ玉数としても大会史上最大の光の競演となりました。

松江市内親子連れ(無料席)「楽しかったね。ははは。子どもがぐずった時に移動しやすいので(無料の所で見た)。」

松江市内中学生3人(無料席)「めっちゃ、きれいでした。めっちゃ、きれい。明るかったです。友達と来るから、場所がまとまって取れないとちょっと嫌かなと(有料席は諦めた)。」

広島から帰省の男性(有料席)「一番花火が手前で上がったんで、ものすごく良かったです。」記者「十分元は取れた?」「取れましたねえ。すごく良かったんで。」

大阪から帰省の女性(有料席)「子どもに見せたくて来たんですけど、また来年も同じ場所で見たいなと。水郷祭、最高!」    

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