松本市など、関東周辺の山あいで相次いだ強盗事件などに関わったとして逮捕されたベトナム国籍の男が、3日、栃木県の警察署の留置施設で天井に穴を開け、逃走しようとした疑いで現行犯逮捕されました。

加重逃走未遂の疑いで逮捕されたのは、ベトナム国籍のホアン・フー・ホア容疑者25歳で、3日午後6時半ごろから午後7時半ごろまでの間、栃木県宇都宮中央署の留置施設で、見回りをしていた警察官が、上半身が天井裏に入った状態のホアン容疑者を見つけました。

ホアン容疑者は、警察官の説得に応じ、およそ40分後に自ら下りて来たということです。

ホアン容疑者は、「逃げようとしたことは間違いない」と容疑を認めているということです。

ホアン容疑者は今年4月、別のベトナム国籍の男と日光市の住宅に侵入し、現金などを奪った疑いで7月、逮捕され、警察は、5月に松本市で起きた強盗事件にも、2人が関与したとみて捜査を進めています。

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