■「安全に万全を期す」

8月1日に、JNN記者が出席した会見の場で、松村祥史 国家公安委員長は、先月25日から山形県内に降った大雨の中で2名の新庄警察署の警察官が殉職したことに対する受け止めを口にした。

「これまで災害対策・対応に際しては、県警職員の何より安全確保に努めてきたところですが、今回の事案の発生に至る経緯について、今後、山形県警において確認をおこなうと承知しています」

「その結果をふまえ、安全に万全を期するよう警察を指導してまいります」

松村国家公安委員長のこの発言を受け、何がどう変わるのか。

また現段階で具体的にどのような話がされているのか。TUYが山形県警察に話を聞いた。

■「警察官の安全確保に向けて検討」

山形県警察本部に今回の件を受けた動きを聞いたところ「現在経緯を確認中」とした。

これは松村国家公安委員長の発言と符合する。

また、きのうのきょうの出来事と考えれば無理もない段階ではある。

※画像 山形県警察本部

TUYが、今後現場の警察官の安全を確保する方向に向かうのか、と質問したところ「それに向けて検討することになると思う」との返答だった。

加えて「経緯を確認し、取りまとめ次第警察庁に報告することになっている」とした。

職務に忠実な現場の警察官が犠牲になる事態は避けなければならないのは当然のこと。これは山形県警だけの問題ではない。全国を巻き込んで考えるべき問題だ。

今後、しっかりと経緯の分析と対策を立て、公表されるべき事案であるように思う。

【何があったのかの詳細記事】

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1334794?display=1

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