山口県・広島県警合同捜査本部は、4日、橋の名前が書かれた看板「橋名板」4枚を盗んだとして、福岡県福岡市の無職の男(39)と広島県三原市の無職の女(28)を窃盗の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、男と女は知人関係で、共謀して2023年11月24日から2024年4月2日までの間に、広島県庄原市西城町中迫の橋の市管理の「橋名板」4枚(時価合計12万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。2人はこれらを売却していたということです。

警察の調べに対し、2人は「2人で盗んだことに間違いない」と容疑を認めていて、「ほかにも同じような盗みをしている」「売却してお金に換えるために盗んだ」旨の供述をしているということです。

去年から、山口県内と広島県内で同種の「橋名板」が盗まれたとみられる事件が100件以上発生していたことから、5月から合同捜査本部で捜査していました。

警察では、山口県内の被害にも関わっている可能性があり、余罪があるとみて捜査しています。

山口県内では、これまでに8つの市から被害届が出されているということです。7月には、山口県下関市で「橋名板」計27枚が盗まれていることがわかっていて、その多くが銅製のものでした。

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