2日から3日にかけて、北海道奈井江町にある犬の繁殖施設で、犬3匹が死んでいるのが見つかりました。
3匹にはかまれたり、ひっかかれたりした傷があり、クマに襲われたとみられています。

警察によりますと、3日午前8時ごろ、奈井江町の犬の繁殖施設で、犬3匹が死んでいるをみつけた管理者が警察に「犬を多頭飼育していて、そのうち3匹がクマに襲われたようだ」と通報しました。

犬3匹にはかまれたり、ひっかかれたりした傷

 この施設では、高さ1.8メートルの柵の中に犬60匹を1匹ずつケージの中で飼育していましたが、死んだ3匹のケージは壊れ、犬の首や体全体にかまれたような深い傷や、ひっかかれた傷があったということです。

高さ1.8mの柵に上にクマのものとみられる体毛

 また柵の上にはクマのものとみられる毛が付着していて、柵の周りにはクマの足跡があったことなどから、3匹はクマに襲われたとみられています。

ケージの中で1匹ずつ飼育

 管理者の男性によりますと、クマの足跡は16センチほどだったということです。

周辺には約16センチのクマの足跡

 警察は、クマが犬を襲ったとみて調べています。

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