ユネスコの「世界の記憶」の国際登録を目指す、広島の原爆を記録した写真と映像について、広島市と報道機関6者は、インターネットを通して閲覧できるサイトを、公開しました。

公開されたのは、1945年末までに広島への原爆投下について記録した写真1526点と映像2点で、広島市と中国新聞など新聞3社、RCCなど放送2社が去年11月にユネスコへ「世界の記憶」の候補として共同申請したものです。

写真については、撮影された場所、撮影日などで分類されているほか、日本映画社の「学術調査に伴う記録動画フィルム」など動画2点は、映像が閲覧できるサイトにリンクされています。

広島市と報道機関6者は、「このアーカイブサイトが市民の平和活動や平和学習、学術研究などあらゆる分野で生かされ、原爆体験の次世代への継承と核兵器廃絶への道しるべとなることを願っています」としています。

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