陸前高田市で赤紫色の実が特徴のスイートコーン「大和ルージュ」の収穫が始まりました。まだ作付け農家の少ない新たな品種です。

人の背丈をはるかに超える3メートルほどまで育ち、実をつけているのはスイートコーンの新品種「大和ルージュ」です。3年前、陸前高田市横田町で新規就農した小金山忍さんは去年、大和ルージュを作り始め、今年は10アールほどの畑に3000本を作付けしました。赤紫色の実がルージュのように美しく糖度が16度の大和ルージュは優しい甘みとホクホクとした食感が特徴です。新しい品種で作っている人は多くありません。

小金山忍さん
「トウモロコシで赤い色、こういう風な紫色っていうのはすごい珍しいので、初めて収穫してむいた時は感動しました。」

収穫した大和ルージュは市内の産直に並ぶほか、気仙地域の飲食店などに出荷されます。

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