弘前藩ゆかりの刀剣を集めた企画展が、青森県弘前市の資料館で開かれています。

高岡の森弘前藩歴史館で開かれている企画展「津軽の刀」には、弘前藩にゆかりのある「太刀」や「なぎなた」、「槍」などの刀剣28振りと拵や甲冑など計40点が展示されています。

この中には、国の重要文化財2点も含まれていて、長さが80.2cmの「太刀 銘 友成作」は、弘前藩初代藩主の津軽為信が豊臣秀吉から拝領したとされています。

貝殻を埋め込んだ螺鈿細工が施され、大切羽など金具類には豊臣家の家紋の「桐紋」が散りばめられています。

高岡の森 弘前藩歴史館 池ノ谷匡祐学芸員
「刀剣を見るポイントとしては刃文とか地鉄とかがありますが、パネルを設置して分かりやすくしていますので、ぜひみてほしい」

「津軽の刀」展は弘前市の「高岡の森 弘前藩歴史館」で5月30日まで開かれています。

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