パリオリンピック™のフェンシング男子エペ団体は日本時間の3日に決勝が行われ、ハンガリーに25対26で惜敗し銀メダルとなりました。
新潟市西区出身の古俣聖(本間組所属)も出場し、粘り強さを見せました。

初戦の準々決勝・世界ランク6位のベネズエラ戦で、世界ランク3位の日本は序盤リードを許す展開でしたが、エペ個人金メダルのエース加納虹輝が躍動。第4試合終了時点でトータルスコア12対11と逆転に成功します。
その後は一進一退の攻防が続きますが、山田優や古俣聖がポイントを重ね、33対39でベネズエラを下して準決勝に進出します。

続く準決勝で世界7位のチェコと対戦した日本。
拮抗した試合展開となりますが、エース加納虹輝が相手を突き放すと、最後の山田優もポイントを重ねて37対45で決勝に進みます。

そして2大会連続の金メダルを目指した決勝。相手は世界5位のハンガリーでした。
序盤、山田優と加納虹輝が苦戦し、第2試合終了時点で2対5のビハインドとなりますが、第3試合に古俣聖が4ポイントを挙げ、6対7と追い上げます。
しかし、その後はポイントを離されますが、第7試合でまたも古俣が粘り強くポイントを加えると、最終第9試合でエース加納虹輝がポイントを重ねて25対25の同点で延長に。
1点先取の延長(オーバータイム)は開始14秒でハンガリーにポイントを奪われて勝負あり。
日本は金メダルにあと一歩届きませんでしたが、堂々の銀メダル。
同じ種目で2大会連続でのメダル獲得は日本フェンシング史上初の快挙となりました。

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