記録的な暑さが続く中、2日は全国各地で猛暑日を記録しました。
鳥取県内では、熱中症の疑いによる救急搬送が相次ぎました。


消防によりますと、午後2時頃、鳥取県米子市で、通行人が農道上で倒れている高齢の男性を発見し、男性が熱中症の疑いで救急搬送されました。
男性は重症で、搬送時意識がなかったということです。

また、鳥取県西部では、このほか中等症2人、軽症3人の計6人が熱中症の疑いで救急搬送されました。

一方、倉吉市では、午前11時20分頃、安否確認に訪れた警察官が室内に倒れている75歳の男性を発見し、男性が熱中症の疑いで救急搬送されたということです。
男性は中等症で、搬送時意識はあったということです。

週末も厳しい暑さが予想されています。
気象庁は、7月から8月にかけて、1年間でもっとも気温が高い時期になるのに加えて、野外で活動する機会が多くなり、熱中症の発生リスクが高くなることから、暑さ指数や熱中症警戒アラート等を目安として、適切な熱中症予防行動を早め早めに取るよう注意を呼びかけています。

また、厚生労働省は、高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しているため、暑さに対する体の調整機能も低下しており、注意が必要と呼びかけています。

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