海上保安庁は2日、国家公務員法に基づく兼業の許可を得ずに、千葉県内の中学校3校で吹奏楽部などを指導し、計28万4千円の報酬を得ていたとして、総務部の30代の男性職員を戒告の懲戒処分とした。  海保によると、2020年2月~今年1月、休日に複数回、楽器の講習をして1回当たり数千円を得ていた。昨年12月、外部からの情報提供で判明。海保の担当者は「兼業で部活の指導という前例はないが、申請していれば認められた可能性はある」としている。


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