広瀬めぐみ参議院議員が公設秘書の給与をだまし取った疑いがある詐欺事件で、公設秘書の夫が秘書の給与を広瀬議員に渡したことを認め、「広瀬議員の指示で渡すしかなかった」などと周囲に話していることが分かりました。
広瀬めぐみ参議院議員は、公設第1秘書である男性の妻を公設第2秘書として届け出ていましたが、妻には勤務実態がなく、給与を国からだまし取った疑いがもたれています。
その後の関係者への取材で、公設第1秘書である夫が女性の給与を広瀬議員に渡したことを認めた上で、「広瀬議員の指示で渡すしかなかった」などと周囲に話していることが新たに分かりました。
女性の口座に振り込まれた給与は毎月、公設第1秘書をしている夫がほぼ全額を現金で引き出し、広瀬議員に直接渡していたということです。
だまし取った給与の総額はおよそ400万円にのぼるとみられていて、特捜部は事務所関係者らの任意聴取などを通じて全容解明を進めているものとみられます。
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