定期検査中の伊方原発3号機の原子炉格納容器内で、放射性物質を含む1次冷却水が漏れるトラブルがありました。外部への放射能の影響は、ないということです。

県と四国電力によりますと、1日午後3時頃、伊方原発3号機の原子炉格納容器内に水たまりができているのを、作業員が発見したということです。

1日は、朝から原子炉に1次冷却水を循環させるポンプを点検するため、配管に残った水を受けながら周辺の系統を切り離す作業を行っていて、作業員が一旦現場から離れおよそ3時間後に戻ると、配管の接続部分から水が漏れていたということです。

漏れた水はおよそ14リットルで、放射能量は国への報告基準の10分の1以下でした。

なお、水たまりは原子炉格納容器内にとどまり、外部への放射能の影響はないということです。

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