青森市は8月2日、八甲田地区でツキノワグマを捕獲したと発表しました。

青森市の発表によりますと、ツキノワグマは国道103号八甲田ホテル入口から30m南下した付近に設置されていたわなで、2日午前4時40分に捕獲したということです。

クマは、体長1.4m、2~3歳ほどと見られるメスの成獣です。

市では、周辺に別のクマもいる可能性があるとして、近寄らないように注意を呼び掛けています。

【詳報:午後2時15分更新】

青森県の八甲田山系で女性がクマに襲われて死亡した事故を受けて設置された罠で8月2日、メスのツキノワグマ1頭が捕獲されたと青森市が発表しました。

捕獲されたのは、体長約1.4mで2~3歳と見られるメスのツキノワグマです。

2日午前4時40分に青森市の国道103号の八甲田ホテル入り口から30m南側の場所周辺に設置した罠で捕獲したということです。

青森市は、まだ周辺にクマがいる可能性があるため、近寄らないように呼びかけています。

青森市や県などは、6月25日に八甲田山系でタケノコ採りに訪れた80代の女性がクマに襲われて死亡したことを受けて罠を設置していました。

また、事故現場の周辺を入山規制していて、観光関係者からは登山客の減少などが指摘されていました。

【続報:2日午後2時45分更新】

青森市によりますと、8月1日の午後5~6時頃に「わなに何かが入っているようだ」と猟友会から青森市に連絡があり、日の出を待ったのち、2日午前4時40分に捕獲されたのがツキノワグマだと確認したということです。

クマはその後午前5時頃に殺処分したとしています。

今回捕獲されたクマが、6月25日に80代の女性がを襲い、死亡させた事案のクマであるかは、まだ特定されていません。

八甲田の規制などについては、今後関係者による会議で検討することとしています。

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