時間帯や台数を限定して運行している「日本版ライドシェア」について、斉藤国土交通大臣は、きょう閣議後の会見で、制限を緩和する方針を明らかにしました。猛暑が予想される時間帯にも利用できるようにするとしています。

斉藤鉄夫 国土交通大臣
「更なるバージョンアップとして、35度以上の気温が予想される時間帯にも、雨天時と同様に使用可能な車両数を増やすことといたします」

一般のドライバーが自家用車で有料で客を運ぶ「ライドシェア」は現在、タクシーが不足する時間帯のみ台数を限って運行が認められています。

斉藤大臣は、きょうの会見で▼「気温が35度以上になると予想される時間帯」や、▼花火大会をはじめとするイベント開催時など、一時的に移動の需要が高まる時間帯にも利用できるよう、運行時間や台数の制限を緩和すると明らかにしました。

国交省は対象となるイベントについて、花火大会やコンサートなどを念頭に、「主催者や自治体などからライドシェアを行っている事業者を通じ、国交省に要望があった場合」としていて、来週の初めにも緩和する方針です。

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