31日夜、東京と埼玉を襲ったゲリラ豪雨。浸水被害などの110番通報は230件以上に上りました。

■数年に一度の大雨…記録的短時間大雨情報が発表されたら?

井上貴博キャスター:
今、全国各地どこで起きてもおかしくない突然の大雨、“ゲリラ豪雨”です。レーダーの状況を見てみると、7月31日午後4時の段階での関東周辺の雨雲は大きくありませんでした。しかし、2時間後の午後6時には一気に雨雲が大きくなり雨量も増えました。

そして「記録的短時間大雨情報」が発表されました。数年に一度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析したときに発表されるものです。Nスタが調べたところ、2020〜23年で全国のべ425回発表されています。そのうち7〜9月は364回を数えるなど今の時期は注意が必要です。

ホラン千秋キャスター:
「記録的短時間大雨情報」などがたくさん発表されていることを考えると、雨の総量も変わってきているのかなという気もします。

井上キャスター:
「記録的短時間大雨情報」が出たとき、避難は間に合わないため、自宅で垂直避難をする必要があります。また、ぜひスマートフォンなどに気象庁のナウキャスト・キキクルなどをブックマークに入れておいていただけるとリアルタイムで雨雲を確認することができます。

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