札幌ドームは、1日から愛称が「大和ハウス プレミストドーム」になり、いろんな変化がありました。

 7月31日夜の地下鉄東豊線福住駅。

翌日に備え、吊り下げ看板の貼り替え作業が行われていました。

 時崎愛悠記者
「長年親しまれてきた札幌ドームの看板がとりはずされていきます」

 敷地内のウエルカムボードも新たな愛称に変更されました。

親子
「“プレミストドーム”だって。覚えた?」
(息子)「「プレミストドーム」
(娘)「プレミストドーム」

 1日からホームページも一新です。

マスコットの「チャームコロン」は、「札幌ドームの妖精」から、「大和ハウスプレミストドームの妖精」に変わっていました。

他に変化はないのか?空からのぞいてみると…。

 堀内大輝アナウンサー
「募集時の広告には屋根にどーんと名前を入れられるわけではないとありましたが、やはり書かれてはいませんね」

 ファイターズが去った2023年度の収支は、想定の2倍を超える約6億5000万円の赤字となりました。

今回のネーミングライツの契約で、年間2億5000万円とみられる収入が生まれますが、さらなる増収が必要です。

 市民
「よっぽど斬新なアイディアを出して使ってもらえるようにしなければ」
「施設の利用料を安くして広く使えるように」

9月は、野鳥観察会が開かれますが、これはコンサドーレとの連携イベントで、2023年、レバンガとともに結んだドーム周辺の活性化を目指す連携協定の一環です。

 札幌市スポーツ局 菅修治 施設課長
「プロスポーツの持つさまざまなネットワークとかノウハウを活用してもらうことは、まさに連携協定の目指す目的の1つ。新しい愛称で新しい取り組みを進めていけるという部分も非常にありがたい」

1日が新たなスタートですが2001年から親しんだ「札幌ドーム」の名前はすぐには頭から離れないようで…。

札幌市スポーツ局 菅修治 施設課長
「札幌ドーム…あっプレミストドームも…(一瞬“札幌”と言いましたか?)いやそんなことない。もう『プレミストドーム』」

ネーミングライツの契約は4年間。その間に、収支はどこまで改善できるのでしょうか?

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