先週、宮城県内で手や足、口の中などに発疹ができる「手足口病」に感染した人は前の週の2倍近くに増えました。県は、手洗いなど基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

県によりますと、7月28日までの1週間に県内55の定点医療機関で手足口病と診断された人は872人と、前の週に比べて405人増え2倍近くとなりました。手足口病は5歳以下の子どもに多く手や足、口の中などに発疹ができる感染症です。

1医療機関あたりの感染者を保健所別でみると大崎が30.17人仙南が21人、仙台市が15.81人など、全ての管内で前の週を上回っています。県は、引き続き県全域に警報を出しおむつ交換時の手洗いの徹底など感染対策を呼びかけています。

一方、県内で先週、新型コロナと診断された人は91定点医療機関で1105人で前の週より158人増えました。1医療機関あたりの感染者数の平均は県全体で12.14人で6週連続の増加です。県は、これからお盆期間を迎え感染リスクが高まるとして手洗いや咳エチケットに加え、室内の換気を十分に行うなど基本的な対策の徹底を呼びかけています。

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