1488人が犠牲となった長岡空襲から8月1日で79年です。
新潟県長岡市では式典が開かれ、戦争を知らない若い世代も出席し、平和への誓いを新たにしました。

長岡市で開かれた平和祈念式典では、空襲の犠牲者を悼んで黙とうが捧げられました。

1945年8月1日、長岡の市街地にアメリカ軍の焼夷弾が落とされ、1488人の尊い命が奪われました。

当時12歳だった池田ミヤ子さんは22歳の姉を亡くしたあの夜が忘れられません。

【池田ミヤ子さん(91)】
「バタバタと焼夷弾が落ちてくるのが見えました。防空壕からはい出して外に出たときに見たのは、倒れている姉の姿でした」

式典には戦争を経験していない若い世代も出席しました。

【東中学校3年 船山遙花さん】
「今年で終戦から79年となり、戦争世代がいなくなろうとしています。私たちの世代が戦争への意識を変える最後の砦なのです」

長岡市では今夜、灯篭流しや慰霊の花火「白菊」の打ち上げが予定されています。

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