7月、宮城県名取市にあるスーパーで購入したマグロの刺身を食べた40代の男性が腹痛などを訴え胃からアニサキスが見つかりました。県は食中毒と断定しこの店に対し、1日間、生食用の魚介類の取り扱いを停止させる処分を出しました。

営業の一部停止処分を受けたのは名取市にあるスーパーです。県によりますと、40代の男性は7月29日この店で購入したマグロの刺身を食べたところ翌日、吐き気や腹痛の症状が出たということです。男性が医療機関を受診したところ胃から寄生虫のアニサキスが検出されました。原因と考えられる食品がこの商品だけだったことなどから、県は食中毒と断定し、この店に、1日の1日間生食用の魚介類の取り扱いを停止する処分を出しました。

アニサキスはアジやイカなどの魚介類に寄生していて、県は魚介類をマイナス20度で24時間以上冷凍したり70度以上で加熱したりして食中毒の予防を徹底するよう呼びかけています。

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