愛媛・松山城の城山で発生した土砂災害を受け、現場周辺の住人有志は、野志市長に対し発生後の対応などをただす内容の公開質問状を提出することを決めました。

【詳しく見る】現場付近の住人有志らは市長に対する公開質問状提出を決める

公開質問状の提出を決めたのは、土砂災害現場周辺の住人有志で、発生後の市の対応などに疑問や懸念が重なったことから、質問状を作成するに至ったということです。

――災害発生後に市からどのくらいアナウンスがあった?

付近の住人
「全くない。市からの説明は全く来ていない。皆不安を持っている、近所の人は、今後どうなるのだろうと。これから大雨が降ったときに、皆どこへ逃げればいいのか。そんな説明がない。(ため息)まぁ…何というか、市長の対応が悪すぎる。もうちょっと、もうちょっと前面に出てきて欲しかった」

多くの周辺住人の意見が反映されているという質問状には、山頂付近に作られた緊急車両用道の工事に問題がなかったかや、災害原因について公平な立場の専門家による判定を求める内容が盛り込まれています。

住民
「野志市長が『今後こうしていきたい、それには市民も協力をお願いしたい』という風にしてもらいたい。市長の方から歩み寄ってもらいたい」

有志によりますと、質問状は来月中旬をめどに提出する予定です。

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